チン氏帯(毛様小帯)は毛様体と水晶体の間を結び水晶体を支えるはたらきをしています。また,毛様体の節肉(毛様体筋)と協力して,遠くや近くを見るときに水晶体の厚さを変えるはたらき(調節作用)をしています。
・遠くのものを見るとき 毛様体筋がゆるんでチン氏帯がひっぱられレンズをひらたくします。
・近くのものを見るとき 毛様体筋がちぢみ,チン氏帯がゆるんでレンズはまるみと厚みをもち,屈折力を増します。
なお,遠くや近くのものを見るとき,焦点を合わせるのにかかる時間を調節時間といいます。
・調節緊張時間 近くのものを見るのにかかる時間(約1秒くらい)。
・調節弛緩時間 遠くのものを見るのにかかる時間(約0.6秒くらい)。